近鉄バファローズを愛するキャンドル屋 藤本成啓(もっさん)のブログ

大阪市生野区出身/1978年生まれ/男の子3児の父/野球、近鉄バファローズをこよなく愛しました。ビール、ラーメン、あんかけパスタ、移動の車で音楽を聴くのが好き。ジャンルは広いです。カメヤマローソク(カメヤマキャンドルハウス)でウェディング施設、ホテル、旅館、雑貨店、飲食店、レストラン、イベントにキャンドルの営業をやっています。エクスマ塾大阪84期 ニックネーム:もっさん

近鉄バファローズ回顧録 “ストッパー 赤堀元之投手”

ボクの知っている近鉄バファローズの強い時代には、心強いストッパー(抑え投手)が必ずいました。80年代後半の吉井投手、2001年の優勝のときには、大塚投手、そして、1990年代のストッパーと言えば、赤堀投手。

中継ぎの佐野投手と、ストッパー赤堀投手。心強いリリーフ陣を形成していた時代の、赤堀投手は、近鉄最強のストッパーだと思います。

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もっさん的、ストッパー 赤堀投手のすごい記録

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切れるストレート、縦と横のスライダーとシュートを持ち球に、試合を締める投手。切れるストレートを持った投手というのは赤堀投手の印象です。

ボクが赤堀投手がすごいな、と思うのは、最優秀防御率のタイトルと獲得したことなんです。1992年入団4年目のシーズンですが、ストッパーのタイトル 最優秀救援投手(22セーブ 32セーブポイント)を獲得しながら、最優秀防御率(防御率1.80)でタイトルを獲得したのです。

 

最優秀防御率というのは、少なければ少ないほどいいのですが、簡単に言うと、その投手が、9回投げて何点取られるか、という数字。投げて抑えれば抑えるほど、数字は下がり、店を取られれば取られるほど、数字はあがります。

また、このタイトルには、規定があり、規定投球回数というものがあります。当時、年間130試合でしたので、130回の投球回数が必要になります。

ストッパーというのは、勝ち試合の試合終盤に登板し、ゲームセットを締めるというのは仕事。今では、9回の1イニングというのが一般的。例えば、年間半分の72試合に登板、1イニングだけ投げたら、72イニングという計算です。

 

この年の赤堀投手は、50試合の登板(うち2試合は、シーズン終盤の2試合に先発)しました。10月を迎える頃に、最優秀防御率のタイトルが見え規定投球回数まで15イニングとまできたので、先発までこなしました。

これだけ投げていたストッパーということは、1度の登板で、1イニングだけでなく、2~3イニングという、回またぎ、といわれるものを頻繁に、こなしていたことになります。

(調べたわけではないですが)、特に近年のプロ野球では、こういう投げ方をする投手起用はないので、すごい記録だと考えます。

 

赤堀投手は、1992年~1994年まで3年連続、そして、1996年~1997年の2年連続、合計5回の最優秀救援投手を獲得し、合計139セーブを記録しましたが、これは、近鉄バファローズの球団記録、数字的にも、近鉄バファローズ史上最高のストッパーということです。

 最後に、オールスターでの登板の動画を見つけましたので、どうぞ。

個人的に、阪神パチョレックが懐かしいですが、池山、原、駒田、達川と往年のスター選手に、堂々の投球を披露しました。 

 

ということで、それでは、また。