息子とテツキンキャップと私
小学校1年生のときに買ってもらった近鉄バファローズ帽(テツキンキャップ)は、当時、弱すぎて馬鹿にされたな。
唯一、残っていた子供の頃の近鉄帽のボク。
もっぱら野球観戦は、テツキンキャップを被って、藤井寺球場、日生球場、大阪球場に連れていってもらったな。
それぞれの球場は、グラウンドと選手が近くて、その体の大きさに心躍らせたな。
選手と観客がフェンス越しに会話したりヤジに応えたり、人間臭さがあったな。
30年ほど前の近鉄バファローズにまつわる思い出です。
息子とテツキンキャップ
息子たちが、テツキンキャップを被ってくれました。ボクが被っていた頃と同じ年頃。彼らにとって、新鮮なテツキンキャップだったんでしょう。
長男(小5)は、最近写真を嫌がってなかなか撮れないんですが、喜んで撮らせてくれました。写真を嫌がる子供も喜んで撮らせてくれるテツキンキャップ。
一番興味を示してくると読んでいた次男(小3)が一番興味を示さなかったので、ほぼ無理やり被らせたよ。うん、似合うやん。
そして三男(5歳)。「ねえ、パパ~。なんかかっこいい帽子があるよー」って、よくわかってるやん。かっこいいよねーーー。
ボクが小1の頃に被ったときには、馬鹿にされた帽子も、1988年の10・19、そして、1989年の優勝のときには強い近鉄バファローズになり、持っていることが誇らしかったんです。もう無い球団ですが、自分の子供のときに被っていた帽子を息子が被るなんて、つい先日まで考えられなかったので、嬉しかったです。
なぜなら、例えば、巨人や阪神、愛知県なら中日の帽子なら、昔も今もある球団なので、被れるし、自分の子供の頃と重ねられるし、なんなら、一緒に応援できるしね。(あっ、うちの息子らは中日ファンです)
でもね、自分の子供の頃被った帽子でも、息子らが被って自分の子供の頃と重ねてみることができたけど、息子らに自分の面影が見えることができませんでした。
ということで、それでは、またー。