元阪神 和田豊さんの聞いてて気持ちのいい引退スピーチは、全ての人への感謝を伝えていたのを思い出しました。
先日、日曜日に子供らのソフトボールの大会がありました。前日、グラウンド作りがあるということで、日曜日に参加できないこともあり、行かせてもらいました。
暑かった~ぁぁ。
野球部あるある、下級生のキャッチャーは、ホームベース周りの整備が仕事
てっきり、グラウンド整備からやるのかと意気揚々と行きましたら、ラインを引くこと、がこの日の仕事。暑い中、各チームから代表2人ずつ来て、6面のグラウンド作りがスタートしました。
子供の頃から野球をやっていて、特に高校、大学のとき下級生の仕事として、グラウンド整備をよくやらされました。
野球部あるある(藤本調べ)
- キャッチャーをやってる下級生はホームベース周りのグラウンド整備に誇りを持って、こだわってトンボを操る
- キャッチャーをやってる下級生はホームベース周りのグラウンド整備を他のポジションの奴らにはさせたくない
ボクは、キャッチャーをやっていたときは、ホームベース周りは自分の仕事、変に拘って、練習、試合が終われば、ホームベース周りを整備してました。バッターボックス、キャッチャーのいる場所は、よく穴が掘れるので、穴に水入れて、土をこねくりまわして、しっかり固めるという技は、その頃に先輩に叩き込まれたなー。
子供の明日のソフトの大会のグラウンド作りの係りになったので聖地、ナントカ球場入りっす。
— 藤本成啓(もっさん) キャンドル屋 (@shige_fujimo) 2017年7月8日
意気揚々と引いてくれた、ライン曲がってるよね。
暑いし、早く終わりたりので黙っておこう。
この曲がりで勝利を左右しないことを祈っておきます。 pic.twitter.com/YBW5B6LopN
グラウンドを作りながら思い出した阪神園芸
炎天下の元でグラウンド整備をしながら、阪神園芸を思い出しました。阪神園芸とは、阪神電気鉄道系列の造園会社で阪神甲子園球場をグラウンド管理をされています。
阪神園芸は、甲子園球場で、阪神戦、または高校野球のときには大活躍ですが、目に見えないところで、外野の芝生の管理や、常に選手が最高のプレーができるように、毎日管理をされています。
そして、阪神園芸を思い出したら、2001年に現役を引退した元阪神の和田豊さんの引退スピーチを思い出しました。
和田豊さんは、阪神タイガースが1985年に日本一に輝いた前年の1984年にドラフトで球団し、選手として優勝経験はないが、長年、暗黒時代といわれた時代に阪神タイガースの二塁手として長年活躍しました。
なぜ思い出したかというと、和田さんは、引退スピーチで、阪神園芸の皆さんへ現役17年間、最高の球場で、いつも最高のグラウンドコンディションを保ってくれた阪神園芸に感謝を述べたんです。
以下の動画から観れます。(3:50ぐらいから、引退スピーチです)
動画を観れない人へ、文字に起こしますね。
(監督、コーチ、球団、一緒にプレーをした選手への感謝を述べた後で)
日本一の球場で、常によいコンディションで試合をさせていただいた阪神園芸の皆さん、裏方、マスコミ関係の皆さん、日本一、いや、世界一の温かい応援をいただいて私自身120%の力を出させていただいた阪神タイガースファンの皆さん、本当にありがとうございました。
球団関係者やファンへの感謝はよく聞いたことがあったけど、このグラウンド管理をしてる阪神園芸への感謝は、当時、すごく新鮮で、和田さんの真っ直ぐな心に感動を覚えました。(近鉄ファンやけど)
ぼく自身、和田さんのように、周りの人への感謝する気持ちというものを、きちんと持てる人になりたいな、そういうことを思い出させてもらいました。
ということでそれではまた。