新社会人へ贈る。あなたは日本刀、上司、先輩は砥ぎ石。
新社会人な方は、2週間が過ぎましたね、初々しい姿がまぶしいな、フジモトです。
叱られるのを好きな人はいない。
ぼく自身は今の会社に入社して、17年目になりました。17年前、社会人になりたての頃は叱られることも多く、嫌になることが多々ありました。(叱られることが好きな人はいないですよね。叱られるのは、昔から嫌いですし、今も嫌いです。)会社という組織に入り、今までの学生時代と生活が180度変わる、環境が変わる、慣れない環境で、新しい人たちと働く、それはそれは神経を色々使った記憶があります。
今でも叱られることは嫌いですが、今まで何度も叱られながらもココロ折れずにやってこれたのは、自分は日本刀、上司、先輩は砥ぎ石という考えを持てたからなんです。
自分は日本刀、上司、先輩は砥ぎ石。
幸いにも、自分は褒めてもらって伸ばしてもらうタイプだと勘違いし叱られるのを極端に避けようという子供時代から、叱られるのはありがたいことなんだ、という考えを持って社会人になることができました。
それは、自分は日本刀、叱ってくれる人(上司、先輩、両親、友人、お客さん)は砥石だ、という考え方です。それは社会人になる前に、友人から、居酒屋で教えてもらった話です。当時から、17年たった今でも、叱られるときには、いつも心の中に置いています。社会人になり、叱られることが多々ありましたし、今でもあります。叱られることを好きな人はいないでしょう、ボクも嫌です、嫌いです。
例えば、あなたを叱ってくれる人が、例えば、会社の上司としましょう。
やってはいけないこと、直すべきことがあった場合、上司はあなたを叱ります。
なぜあなたを叱るのか?それは、あなたを正しい考えを持って、成果を出してほしい、お客さんの役にたってお客さんに喜んでもらえる人になってほしい、と考えるからです。その上司は、あなたが嫌いだから叱るんでしょうか?逆です。あなたが好きだから叱ってくれるのです。あなたを育てないから、あなたを、より良くしたいから叱ってくれるのです。あなたのために叱ってくれるのです。
ボクも経験上、好きな人は叱ったり、指摘したりしますが、どうでもいい人には言わなくなりました(笑)
日本刀は砥ぎ石で丹念に研ぐことで名刀に育つ
名刀と言われる日本刀は、切れ味よくするために、砥石で丹念に砥いで、名刀に育てます。社会人になりたてのあなたは、ただの日本刀です。あなたというただの日本刀を、
上司の叱るコトバが、名刀になるために砥石となり、砥いでくれるのです。
日本刀を名刀に育てるために砥いでくれるのです。あなたが一人前に育てるために。
もしも、叱られることを嫌がったり、避けると、それはそれで楽なのですが、結果、日本刀は砥がれることなく、だんだんと錆ついていってしまうことでしょう。
切れ味鋭い名刀と呼ばれる日本刀と、錆びついた刀、あなたはどちらの刀になりたいですか?
そのように考えると叱られるということは、ありがたいことだと思えませんか?叱られることが嫌いなボクでも、ありがたい、と思え、すぐに仕事をやめずに、続けることができました。
叱られて、ありがたい、と思えるようにするための言葉が、自分は日本刀だ、という考え方です。ただあまりにも同じことを繰り返すと、そのうち砥石は、別の日本刀を砥いじゃいます。あなたのことは砥いでくれなくなります。素直に言葉を受け止めて取り入れなくてはいけません。
仮に理不尽なことでも、少しでも自分に非がある、改善しなくてはいけない、思うところが少しでもあれば、「ありがとうございます」となります。
だから、どんなに叱られても、ボクは、ありがとうございます、と言います。(、、、と思うようにしています。)
たまには(???、よくかもしれません。。。)、愚痴も出ますが、日本刀だと思って、仕事をしてきました。でもね、やっぱり愚痴も言いたくなるでしょう、そんなときは思い切って言えばいい。吐き出してしまえ!!!これも大事です。
学生時代にこの話を聞かなかったら、たぶんすぐに仕事辞めたやろうなぁ。。。
いつになったら切れ味鋭い日本刀になれるのかな(苦笑)と思いながら、今日の記事を締めたいと思います、それではまた~。