火を見ると落ち着いたり安らぎを感じる理由をご存知ですか?
坊主頭になって、お客さんところに訪問すると「なにーーーぃ?なんかオイタしたのーー?」という絶妙のフリをしてもらえるのに、ビミョーな返ししかできないことの繰り返し、ふじもです。
今日は尊敬する先輩からの聞いた話で、ずっと心に残っているコトを書きます。
キャンドルが癒される理由
キャンドルの灯りを見ると癒される理由は、
- ライトセラピー
- 1/fのゆらぎ
- マイナスイオン
と言われています。
ヒトが火を見て落ち着き、安らぎを感じ、癒される理由
ヒトが火を見て癒される(落ち着く)=キャンドルを灯すと落ち着く理由は、ヒトの遺伝子に組み込まれているかららしいです。(先に書きますが、科学的根拠はないです、でもこのように考えれば、そう思えます)
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今からずっと昔、原始時代にヒトは火を使えるようになりました。動物は使えず、ヒトだけが使うことができた『火』。ずっと昔に火が使えるようになり、ヒトは、灯り、暖をとる、身を守る、食べ物に火を通す、ことが可能になりました。
それまで、ヒトはいつ獣に襲われるかわかりませんでした。夜もぐっすり眠れない、いつ獣に襲われるかわからない恐怖に怯えながら身を隠すか、交代で見張るかだったことでしょう。
ヒトだけが『火』が使えるように状況はかわりました。
獣、動物は火を恐れ、ヒトは火を使えることで獣から身を守ることができました。
火があれば夜も安心して眠れるようになりました。火の回りにいれば獣、動物から恐怖を覚えず、安心して落ち着いて眠れる。
火を見ると安心して眠れる、落ち着く、これは、当時のヒトから、我々人間の遺伝子の中に組み込まれています。
だから火を、見ると落ち着いたり、ゆっくりできたりするんです。ゆらゆら揺らめく炎に安心感を覚え落ち着くことができるのです。
焼き鳥は串にさしてあるから美味しい。
以前、エクスペリエンス・マーケティングを推奨されるマーケティングコンサルタントの藤村正宏さんが、こんな記事を書かれていました。
焼き鳥も同じですね。なぜ串に刺して、肉を食べるの?
刺さなくても食べれるのに、なんでわざわざ刺して食べるのか?我々、人間の遺伝子の中に、組み込まれています。古代の人間は狩りで獲た獣の肉をかじりついて食べたからです。骨から食いちぎって食べる肉がおいしいのです。
夏は、キャンプファイヤーで火が燃えていますよね。まわりで歌を歌ったり、飲み明かしたり、語り明かしたり、夏の暑いときにわざわざ木を燃やして過ごす。冬の寒いときは焚き火に集まり、暖をとりながらコミュニケーションをする、寒い中、外で火を囲み過ごす、暖炉の周りではゆらゆら揺らめく炎とマキがパチパチ燃える音で過ごす時間、これらもやはり落ち着いたり、安心したりできるからこそ、楽しいんじゃないでしょうか。
陽が沈んだらゆっくりしよう。ゆっくりする時間も大切に。明日、陽が昇ればまた楽しんで仕事しよう。今日もお疲れさまでした。#ロウソク #ろうそく #ローソク #ろーそく #キャンドル https://t.co/XOIWqow5Vi pic.twitter.com/EZU6BbaZuy
— キャンドル屋 藤本成啓@フジモ (@shige_fujimo) 2017年3月22日
火を見ると落ち着く、癒される理由、われわれヒトの遺伝子に組み込まれてるからだと思います。そう信じています。
それでは、また~。